30by30自然共生の森づくりプロジェクト

公益財団法人森林文化協会

大学の森を支援しませんか大学の森について

日本の多くの大学は、森林や樹木、林業に関する研究活動を行うため、各地で広大な演習林や実験林を管理し、教育の場として市民にも一部を公開しています。豊かな森に囲まれたキャンパスを有する大学もあります。
ただ、財政上の理由から、こうした森林の維持管理に悩むケースが増え、企業の支援に対する期待が高まっています。

森林を通じた産学連携のメリット

1.
大学職員・研究者とのネットワーク強化
2.
学生との交流促進
3.
企業PR・リクルーティング効果
4.
他分野での共同研究の可能性

■連携先大学の例

北海道大学

○中川研究林(北海道音威子府村・中川町)
○北海道北部に広がる約19,300aの森林。
 その95%が天然林でトドマツ、エゾマツなどの針葉樹とミズナラ、イタヤカエデ、ダケカンバなどの落葉広葉樹からなる針広混交林が主体。
 約3,300haは保存林としてほぼ手付かずの森が残っており、カツラの北限域としての渓畔林といった貴重な植生を保護している。
 天然の森のごく一部のみを伐採する天然林択伐(たくばつ)による木材生産も行っており、クマゲラなど貴重な動植物と共存した林業を進めている。

中川研究林の森

横浜国立大学

○ときわキャンパスの森(横浜市保土ケ谷区)
○JR線横浜駅からバスで約20分の丘陵部に位置する。
 天然の照葉樹林には、スダジイやシラカシのほか、希少なランが生息。
 低コストで持続可能な管理をめざし、ヤギによる草地管理の実証研究も行われており、ワレモコウやカントウタンポポなど多様な植生が見られる。
 カワセミやコゲラ、クロマルハナバチなど、都市部には珍しい鳥や虫も多く、2024年度、国が推進する自然共生サイトに認定された。
 自然観察会をはじめ、市民参加のイベントも定期的に開催されている。

横浜国立大ときわキャンパスの森

 

九州大学

○福岡演習林(福岡県篠栗町・久山町)
○博多駅から東約14kmの都市近郊にある464haの森林。
 標高30~553mで、その大半が標高100m以下の第三紀層の丘陵地。残りは古生層の急峻な山岳地形となっている。
 自然植生としてはカシ類、シイ類、タブノキなどの温暖帯性常緑広葉樹が優占し、乾燥した尾根にはイヌシデ、コナラ、クリ等の落葉広葉樹が分布。
 スギ・ヒノキの人工林が全体の67%を占める。
 シカやイノシシ、ノウサギ、タヌキ、アナグマ、キツネなど多様な動物が生息している。

篠栗九大の森

 当協会は調査研究活動を通じて各地の大学とつながりが深く、ほかの大学の森も紹介できます。
「30by30 自然共生の森づくりプロジェクト」の一環として、大学の森と企業を橋渡しします。